初〜中級の英語学習者のための目的別おすすめの目標

英語を学ぶ上で一番重要な点が「目標を立てること」。

・自身の英語が上達しているかわからない
・この学習方法が正しいかわからない

と、挫折してしまったり、学習方法をコロコロ変えてしまったりといった方も多いのではないでしょうか。

以前受けたコーチングの講師の方曰く、英語学習の挫折につながるモチベーション低下も、「正しい目標設定」ができていないことが原因とのこと。

今回は、初〜中級の英語学習のための目的別おすすめの目標をお教えいたします。

目標設定のためにはまず「目的」を明確にする

まずは言葉の定義の確認から。

わかりやすいnoteがありましたので、シェアさせていただきます。

目的という言葉は「弓矢(ゆみや)」に由来すると言われています。
的(まと)を目で追うことが「目的」なんですね。

また目的には、的を目で追って選ぶという行為はもちろんなのですが、その的(まと)を選んだ理由(Why)、人による「意思」が含まれています。

続いて目標。目標の「標」という漢字の成り立ちご存知でしょうか?
この漢字は、木の幹や枝の先端を意味し、転じて高くて目につく「しるし」「めじるし」の意味も表すようになったと言われています。
ですので、たとえば的に当てることが目的だとすると、10点を狙うのか、8点を狙うのか、5点を狙うのかの「めじるし(Where)」を具体的に決めるのが目標になります。

引用:みずかみ note「「目的」と「目標」と「手段」を言語化すると、景色が変わる話」

英語学習者がモチベーションを保つためには、目的とともに、具体的な目標を立てることを立ててみましょう。

初級〜中級者が目標を立てる際は、下記のような目標がおすすめです。

・定期的に確認ができる
・数値などわかりやすいもので表現できる

自身の上達をはっきり認識することができ、モチベーションの維持に役立ちます。

さらに、英語をどこで使うために勉強をしているのか、の目的を意識するとよいでしょう。

 
Saya
海外で働いたり、勉強するため?
それとも、国内で働きながら、なんらかのタイミングで英語を使うため?


どこで生活するかによって、学ぶ必要がある英語の目標は異なります。

次からは、海外で生活する場合と、国内で住んで何らかのタイミングで英語を活用する場合の、大きく2パターンに分けて、それぞれのおすすめの目標を解説していきます。

※次からの解説に加え、オンライン英会話も合わせて実施することをおすすめします。

海外で生活したい場合

海外で生活する場合は、留学であれ就労であれかなり明確な目的なので、それだけでもモチベーションを保つことができます。

ですが、あえて言うのであれば、下記の能力が必要でしょう。

・滞在先で生き残る英語力
・自身の意見を発信する英語力
・就労や留学に必要な英語力
・滞在先で生き残る英語力

具体的には、スピーキング能力はもちろんですが、注意書きを読んだり、聞いたりする能力やレストランでの注文等の定型文への慣れが必要になってくるでしょう。

滞在先で生き残る英語力

基本を学ぶことができるおすすめの資格としては、TOEIC Listening & Reading Test

海外に滞在する場合は、最低でも800点は持っておきたいところ。

800点程度あれば、

・相手が何を言っているかうっすらわかる
・書いてあることがわかる(日常において)

といった、海外で生き残るための「本当に最低限」の能力を身に着けることができます。

また、英語の基礎は十分できているので、効率よくスピーキング能力を上げることができます。

自身の意見を発信する英語力

必要最低限の発信する力であれば、英検2級以上は必須です。

また、TOEIC Listening & Reading Testで基礎を学び、TOEIC Speaking & Writingも合わせて取ることもおすすめです。

英語学習の効果的な順番はこちらのブログから見ることができます。

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スコアとしては、TOEIC Listening & Reading Testは800点以上、TOEIC Speaking & Writingは最低240点以上、持っておきたいのは280点以上が望ましいでしょう。

さらに深いコミュニケーション能力を希望される場合は、TOEFLとIELTSの取得がおすすめです。

就労や留学に必要な英語力

就労や留学のために必要な英語力は、おおよそ条件が要項などに記載があるはずです。

多くは、TOEFLとIELTSの取得が義務付けられている場合が多いでしょう。

TOEFLとIELTSの違いは下記です。

  • TOEFLはアメリカ留学のために取得されることが多い資格ですので、アカデミックな内容が多いのですが、歴史が古く、知名度があります。
  • 120点満点で、スコアは80点以上あれば安心でしょう。

  • IELTSは、イギリス英語圏で用いられる資格です。
  • 種類は2種類あり、留学者向けの「アカデミック・モジュール」と、就職・移住者向けの「ジェネラル・トレーニング・モジュール」があります。
  • カナダ・オーストラリア・ニュージーランドへの移住には「ジェネラル・トレーニング・モジュール」のスコアが求められます。
  • スコアは1〜9段階あり、Overallスコアで5.5〜6は目指したいところ。

 
Saya
行きたい国や大学、企業に必要な資格を調べて勉強しましょう。

こちらの資格取得をまずは第一目標にして、あとはオンライン英会話などでひたすら生の英語に触れる機会を作ってください。

国内で生活をする場合

国内で生活しながら英語を使う場面に合わせて学習する場合は、ご自身の英語の使い方や話したいことを想定し、それに特化した英語を勉強することが有効です。

考えられるのは、下記の6パターン。

・海外旅行を楽しむことができる会話力
・転職や昇給のため
・業務をこなす英語力
・国内を案内できる能力
・通訳業務ができる能力

最後の通訳業務ができる能力については、かなりの上級能力が必要になるので、今回は解説しません。

海外旅行を楽しむことができる会話力

年に数回いく海外旅行をスムーズに、かつスマートに楽しむために、英語を勉強する方も多いはず。

その方については、英語が使われるシチュエーションが限られているため、その場面を想定した英語学習のみで十分でしょう。

例えば、空港のチェックインやイミグレ、飲食店での注文、ホテルのチェックイン、道に迷った時などなど・・・

市販のテキストは優秀なものが多いので、一冊購入し、その内容を覚えていきましょう。

おすすめはキクタン英会話シリーズですが、書店で中身を見て、気に入ったテキストを使い尽くしてください。

また、オンライン英会話にもシチュエーションを想定したテキストがありますので、そちらを活用して練習してみるのもおすすめです。


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  • 言いたいことを外国人講師に伝えられず、とてももどかしい
  • フリートークで全くしゃべれず、気まずい空気を味わったことがある
  • 毎回、テキストの読み合わせだけで終わってしまっている
  • 毎週レッスンを続けて本当にしゃべれるようになるのか不安
  • レッスン以外の時間に、どんな学習をすべきかわからない
  • 今後の学習目標をどのように立てていけばいいか検討がつかない

転職や昇給のため

取り急ぎ英語を使う場面はないけれども、英語をひとまず勉強している、という方も少なくないでしょう。

日々忙しく、なかなか時間を取ることができない方も多いと思いますので、まずは昇給や目指している企業の要件を確認し、最低限それだけを満たせるように学習をするだけでもOK。

ちなみに、国内で求められる英語能力はTOEIC L&R 700点程度。

英検2級程度でも構いませんが、スピーキングとライティングがある分、英検の方が難易度が高めになります。

スピーキングやライティングの対策まで手が回らない、と言う方は、TOEICの対策に専念した方が効率的でしょう。

業務をこなす英語力

業務で海外とやりとりをする必要があり、英語能力が必要、という方もいらっしゃると思います。

その場合は、まずは英語が必要な場面を整理して、それに特化した英語を身につけましょう

おそらく、電話応対、メール対応、会議出席でしょうか・・・。

電話応対やメールについては、対応するためのテキストがたくさん販売されているので、それをまずはしっかり覚えることを優先してください。

電話応対の例

基本的には、テキストを丸覚えで対応することがおすすめ。

複雑な英語の対応は、このあとの「会議をこなす能力」の内容を参照ください。

メールの例

こちらも基本的な形を覚えて慣れていきましょう。

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メール対応であれば基礎的な文法と単語の正誤を判断する能力があれば、翻訳ソフトを活用するのも問題ありません。

 
Saya
翻訳ソフトのおすすめは、「DeepL」です!

ちなみに基本的な文法と単語の正誤を判断する能力については、TOEIC L&R 700点程度

そのレベルを最低限持っておくと、作業スピードも上がります。

会議をこなす英語力

会議をこなす能力についても、定型文が多い場合は、まずは市販のテキストの内容を覚え、それに加えて業務に必要な単語を覚えることを優先しましょう。

また、会議では相手の話す英語を聞き取る力が必要になります。

TOEIC L&Rで言えば800点以上が理想です。

Lパートはほぼ満点を目指すようにすると、おおよその聞き取りができるようになるため、気持ちもいくらかやすらぎます。

 
Saya
不安な気持ちは少しでもない方が良いですよね!

ただ、試験の英語ははっきりと発音される傾向があるので、ネイティブの英語や各国の訛りが入った英語はなかなか聞き取りにくいと思います。

あとは耳を慣らすしかないので、オンライン英会話の回数をこなすか、会議の回数をこなすか、会議英語の定型文への反応速度を上げることで乗り切りましょう。

国内(旅行やサービス)を案内できる能力

基本的には、「業務をこなす英語力」と同様、TOEIC L&R 700〜800点程度を取得後、ビジネス英語の定型文を学び、必要な単語を覚えて行く必要があります。

サービスを案内したいのであれば、その知識に関わる全ての文章を覚えましょう。

また、国内で外国の方を案内したい場合は、「案内したい場所について」や「日本の文化・食べ物・慣習・国民性について」の文章を覚えることを優先します。

加えて、自身の自己紹介や興味のある分野を深掘りし、英語で話すことができるようになれば、楽しい会話もできますよね。

ガイドの場合は「全国通訳案内士」という国家資格もあるので、こちらを目指すと仕事にも直結させることができます。

 
Saya
全国通訳案内士は英語系唯一の国家資格です。

ちなみに全国通訳案内士はTOEIC L&R 900点以上、TOEIC S&W160点以上で、英語の筆記試験が免除になるので、こちらをまず目指しても良いですね。

まとめ

今回は、目的別の目標の立て方についての解説でした。

目標を立てることは、目的を達成するためのモチベーションの維持と、自身の成長具合を測るために重要なことです。

目標の立て方のコツは、

・定期的に確認ができる
・数値などわかりやすいもので表現できる
・海外で生活したいのか、国内で使いたいのか

を考えると、立てやすいでしょう。

色々な目的別におすすめの目標をお話ししましたが、汎用性が高いのは、TOEIC L&R

700点以上あれば、英語の基礎能力があると見なされ、単位認定や就職、転職等で利用できます。

また、基礎的な英語力を身に付けることができますので、英語学習の最初の目標にTOEICはおすすめです。

なお、目標を立てる上での1番のおすすめは、伴走してくれる人に相談して学習計画と一緒に目標を立ててもらうこと。
オンライン英会話のワールドトークでは、バイリンガル・英語学習経験が豊富な日本人講師が一緒に目標を立ててくれます。

無料のレッスン体験ができますので、まずは目的に合わせた講師を見つけ、相談だけでもしてみてはいかがでしょうか。

最後に、TOEIC900点以上取ったとしても、様々な資格のハイスコアを持っていても、実はここからが本当の英語学習のはじまり

ですが、それはまた別のおはなしにしましょう。

(文法やリスニングの基礎的な能力を持っていることを証明する資格なので・・・むしろここからが辛い)

まずは、ご自身の目的に到達するためにどう言った努力が必要なのかを把握することから学習をはじめめましょう!