【忙しい社会人向け】英語学習の効率的な順番

これから英会話を取得する社会人の初心者の方は、一体何から手をつけていけば良いか悩んでいませんか?

私も初期の学習時は、何をどのくらいやればいいのかわからず、結局非常に遠回りをしていました。

英語習得の効率は、勉強を始める順番によって大きく変わってきます。

日々忙しく働いている社会人だからこそ、効率を最大限に高めていきたいですよね。

今回は、

  • 特に英語学習初心者の社会人の皆さま向け
  • そこそこブラック企業で働いていた私が、英語を使ってコミュニケーションが取れるまでになった実際の英語学習方法を振り返って、効果的だった英語を学ぶ順番とその方法

を説明します。

英語を勉強の効率的な順番は「基礎→インプット→アウトプット」

英語の必要性を感じると、忙しくても、ある程度自由に使えるお金がある社会人は「英会話」をはじめたくなります。

かくいう私もその一人でした。

しかし、週一回の英会話教室だと圧倒的に時間が足りずオンライン英会話だとそもそも先生の言っている英語がわからず、余計な時間がかかってしまうのが現状です。

何もわからない状態で英会話を始めてしまうと、聞き流し英会話と同じ状態が起こってしまいます。

そうならないように英語を勉強していくにあたり、英語学習の基本的な順番は

「基礎→インプット→アウトプット」。※インプットとアウトプットは同時並行

「基礎」は基本的な文型、文法、語彙、発音がそれにあたり、まずそれらを学習していきます。

その後に、さまざまな語彙や表現、音をインプットしていき、最後に実際に使うアウトプット

特に英会話を習得したい方は発音に力を入れて学習をしてください。

この順番が、時間がかかるようで一番効率的な英語学習の順番です。

基礎だけで、おおよそ2ヶ月から3ヶ月は最低でもかかります。

さきほどお伝えしましたが、この段階の勉強は一番重要です。

そして、この時期が一番辛く、退屈な時期でもあります。

なぜなら、市販のテキストをひたすら解いたり、単語帳を何周もしたり、CDをまねて何度も発音したりなどといった、非常に地味な学習が2ヶ月から3ヶ月ほど続くからです。

ですが、この地味な学習期間を乗り越えることができれば、基礎が十分身につき、この後の勉強がスムーズに進みます


具体的には、英語字幕で海外ドラマを見たり、英字新聞などのためになる英語長文を読んだりなどが、少しずつではありますができるようになるからです。


では、次からはそれぞれの段階で何をするべきかを見ていきましょう。

toeic700点以上の方はこちらから。

英語学習方法①英語の基礎をしっかり身につける

文型と基本的な英文法を学ぶ

英語の仕組みを知る上で、一番ベースとなるものは語順と文法。

レベルで言えば中学1年生から3年生くらいの内容がそれに当てはまります。

この段階では、の文法の形を覚えるのはもちろん、日本語の訳で覚えるのではなく、「文法ごとのイメージ」をつかむことを意識して学習してください。

これが俗に言う「英語を英語で理解する」ための第一歩です。


例えば、「時制」が一番わかりやすいのですが、各時制のイメージを文字で表現すると下記のとおりになります。(本来はイラストなどだとベスト)

・現在形‥‥×「〜である」と覚える → ◎「今、その状態である」というイメージを持つ
・過去形‥‥×「〜だった」と覚える → ◎「どの時点かの過去で、その状態であった。」というイメージを持つ
・現在進行形‥‥×「〜している」と覚える → ◎「動作の途中」というイメージを持つ
・完了形‥‥×「〜だった」と覚える → ◎「既に終わっている状態・経験した状態」というイメージを持つ

文法を単なる語順と捉えるのではなく、イメージと結びつけて覚えるようにしてください。

英単語・英熟語(中学生レベル)を覚える

中学英語のやり直しの最初の段階では、文法と同時並行で中学レベルの英単語と英熟語を一緒に覚えていきましょう。その際には、以下の要領で進めると忘れにくくなります。

  1. おおよそ50語程度が1セット。単語の音源を聞き、発音しながら、目で見て覚える。
  2. 1セットが終わったら、そのセット内の単語の日本語訳を隠し、英単語を見てパッと意味が出てくるかをテストする。体感時間で2秒以内に出てこないならば覚えていないということなので、できなかった単語を何度も繰り返す。
  3. 単語の使われている例文の音源を聞き、発音する。(この段階では、覚えられなくてもOK)
  4. 翌日、前日に学習した単語の復習(日本語訳を隠してテスト)をする。そして、全て2秒以内に日本語訳が出てきたら、新しいセットの暗記をする。
  5. ある程度の数(200語程度)の暗記が済んだら、1セット目から②の手順でテスト。

エビングハウスの忘却曲線にしたがい、短期間に複数回の復習をします。

人の記憶は忘れたものを思い出すときに1番定着するそうで、その回数を重ねていくことがこの段階では重要なポイントとなります。

・「発音しながら」というのが重要です。必ず付属の音源で正確な発音を確認し、自分で声を出しながら覚えてください。正しい発音を知らなければ、リスニングもできず、相手にも伝わらない可能性もあります。
・文法と同じように単語もイメージで覚えてください。具体的には、1英文を文章で覚える、ということが効果的です。

できるかぎり、自分なりのイメージを思い浮かべながら覚えていくと、イメージと英単語が結びつきやすくなります。

英英辞書はこの段階では使っても意味ないですからね!

英語で理解するのはまだまだ先。

英語の発音に耳を慣らす

発音で重要なのは、「音節」と「アクセント」です。

これは日本語と大きく異なる部分なので、解説します。

「音節」とは、発音上の母音の音のまとまりのことであり、「アクセント」とは、強く長く発音する音を指します。

音節を形成するものは以下のいずれかになります。

・母音(a、e、i、o、u、y)

・子音+母音

・母音+子音

・子音+母音+子音


日本語では子音のあとにたいてい母音がつきますが、英語は子音で終わる場合がほとんどを占めます。

例えば日本語と英語の音節の違いを表すと下記のとおりになります。

■box
(日本語)bokkusu →3音節
(英 語)box → 1音節

■bed
(日本語)beddo →2音節
(英 語)bed → 1音節

■spring
(日本語)supuringu →4音節
(英 語)spring → 1音節


基本的に1音節は1拍で発音します。
手拍子などで感覚を掴み、音節を意識した練習をしていきましょう。

また、この段階で文章を発音する際のいくつかの音の変化も同時に学んでいきましょう。

テキストを購入し、実際にどのような発音になっているかを、付属の音源を聞いて、実際に発音してみてください。

日本語と違い、単語と単語のあらゆる結合や省略をともなって発話されています。

代表的なものは下記です。

・リダクション
・リンキング(リエゾン)

例えば、 下記はどのように発音するでしょうか。

But the very next day you gave it away

※便宜上、カタカナで表記しています。

→バッダヴェリネクスディユーゲヴィッラウェイ

順番に記載していくと、

・Butのtが脱落 「バッ」→リダクション
・Nextのtが脱落「ネクス」→リダクション
・Gave it away のve +i(t)と(i)t +a(way)が繋がる 「ゲヴィッタウェイ」→リンキング
・Itのtが弱くなる「ラ」→リダクション


単語を1つ1つ見ただけではわからない音の変化が起こっていることがわかると思います。

これらに慣れていけば、リスニングではある程度の速さのものにはついていけるようになるはずです。

ここまできたら、歩きながらでも学習が可能になり、より効率を追求することができます

基礎が十分にできたのであれば、あとはインプット。ここからは実際の長文を読んだり、音声素材を使ったりしながら、「こういう表現があるんだ!」や「こういう音の変化になるんだ!」ということを覚えていく(色々なパターンを身につける)段階になります。

この段階になると、隙間時間を活用して、耳だけの学習というのも可能です。

具体的な方法としては、

・シャドーイング
・リプロダクション
・リピーティング
・多読
・多聴
・洋楽を聞く

他にもたくさんありますが、実際に私がやっていた方法は上記です。

関連記事>>やっても意味なし!?具体的な方法紹介|初級者向けシャドーイングの効果的なやり方解説

ただし、注意していただきたいのが、初期の段階では1つ1つの音や表現を流さず、できる限りじっくり味わって覚えていきましょう


例えば、先ほどのBut the very next day you gave it awayという文章にしても、音変化のはもちろん、表現の宝庫でもあります。

 ・very next day 「まさに」その翌日 →「へえ、veryは、こういう時も強調できるんだ」

 ・gave it away → 「遠く」に、「それ」を、「やる」ので「ふいにする」という意味か。

など、文章からでも表現や音の変化を学ぶことができます。


これをしっかりメモしたりできると一番良いのですが、手間がかかることは極力やめてしまいましょう。

インプットの基本姿勢は「何度もその表現に出会って覚えること」「忘れかけた頃に思い出す工程が記憶の定着に役立つです。

忘れることを前提にして、何度も繰り返し表現を暗記してください。

身につけた英語表現をアウトプットする

この段階では、色々な英語のインプットをしながら、アウトプットも同時並行で実施していきましょう。

アウトプットは英会話だけではなく、ここでの定義としては、「自分で文章を作る経験をする」ことを指すことにします。

私が今でもしているアウトプットは下記です。

 ・瞬間英作文

 ・独り言

 ・実際に話す

そして、この順番で身につけて行きました。


実際に話す、というのは、幸いなことに、そういう環境にあったからこそ可能な部分もありました。

しかし、それ以外であれば、だれでも簡単にできてしまいますし、今の時代はオンライン英会話という便利なシステムもあるので、うまく活用しましょう。

瞬間英作文で英語の語順に慣れる

テキストを手に取ったことがある方ならやり方はご存じかもしれませんが、テキストの左ページに日本語が書いてあり、それを瞬間的に英語に直すというメソッドです。

確かに色々なレビューでは、瞬間英作文のテキストの酷評がなされています。

掲載されている日本語の文章は固いし、日本語から英語の形式なので、英語から考える力はつかないし、あまり自分では使わない表現もたくさんありました。

ですが、それでも文を作るための練習には非常に役立ちました


簡単な文章であっても、意外に英語の文章にできないことに気がつくはず。

そして、文章にできたとしても、素早くは作文ができないのではないでしょうか。

知っている知識と使える知識には大きなギャップがあり、それを埋めていくのが瞬間英作文です。


短い文章を少しずつ形を変えながら、繰り返し作っていくことで、英語の文法を身に染み込ませていくのです。

そう、英語は暗記科目ではなく、体を使った体育会系の教科なのです。

独り言で表現の拡張

英語学習界で有名なYouTuberやブロガーも、独り言英会話を学習に取り入れているのでご存じの方も多いでしょう。

やり方はとても簡単で、一人でぶつぶつ英語で独り言をいうだけ

 ・目の前に見えたものを実況中継する。

 ・目の前のいる人を想像して、話しかけるイメージで独り言。

 ・その日一日あったことを話す。

私が実際にやったのは、下記の内容で実施してました。

・カフェやホテルのチェックインなどの特定のシチュエーションをイメージして、独り言。
 YouTubeにシチュエーションの素材はたくさんあります。
・テーマを決めて、それについて一人でプレゼンテーション
・ドラマや映画を見た後に要約と感想を一人で述べる。


初心者だと、その英語や英単語のチョイスが合ってるかどうか不安、という声もあるかとは思います。

変な覚え方をしないためにも、できた表現をネイティブに見てもらう、などの対策は必要です。


しかし、今の時代、手軽に添削サービスを受ける手段はたくさんあります。

そこまで堅くならず、気を楽に英語にふれあいましょう。

実際にはなす

私はインバウンド専門の旅行会社で働いていたということもあり、同僚にも外国人がいましたし、お客様も海外の方ばかりでした。いつも英語が社内で飛び交い、時には電話にも出なければいけません。

そのような環境だと、自ずと話す機会が持てました。

しかし、多くの方はそのような環境がなく、日本国内で英語の勉強をしなければいけません。

その場合に最適なのは、オンライン英会話。

家にいながらにして、海外の方と英語でお話しする機会が持てるのです。

先生方も、日本人は英語が苦手ということを理解しているので、優しく接してくれます。

オンライン英会話のコツは3つ

・本当に初期の場合や、学習に行き詰まったときは、日本人講師という選択肢もあり。

→表現方法や英単語に自信がなければ、日本人講師でも問題はありません。日本語で説明を受けることができるため、簡単に理解ができます。

ただし、頼りすぎてしまうと、英語学習に一番必要な度胸が身につかないので、ほどほどに。

・フリートークだったとしても、こちらからネタを提供する。

→スピーキングに慣れていない段階だからこそ、しっかりと準備して、こちらから話題を作りましょう。予期せぬ方に話題が行ってしまうと、先生の話を聞くだけの時間になってしまいます。それではもったいないですよね。

自分の表現が合っているか、伝わるかの答え合わせにもなり、表現を磨くことにつながるので、積極的に会話の主導権を握ってください。

・相性の良い先生を3人以上つくること。

→やはり継続がものを言うため、お気に入りの先生を早めに作ってしまい、先生と話すこと自体を目的にできれば楽しくなります。

私も実際には朝の時間では3名、夜の時間で5名の話しやすい先生をマークしておりました。

先生も他の生徒がいるので、いつも空いているとは限りません。

また、1人だけだとインプットも偏ってしまう可能性があるため、できれば複数人のなじみの先生をつくるようにしましょう。

関連記事>>【オンライン英会話】社会人の英会話勉強方法

まとめ

さて、いかがでしたか?

まずは基礎をしっかり身につけ、そこから自身の表現を磨きつつ、積極的にアウトプットをして行く。以上が、効率的な学習方法です。

時間もかかりますが、結局は近道になります。

もし、自身の学習の進め方で困った時は、プロの手を借りるのも一案。